ダルク(ジャンヌ=) d'Arc ( Jeanne )(フランス語)、 Arc ( Joan of )(英語)

 …「弓月」(「神は恵み深い」)。

  cf. 姓のダルク Darc は平民名の一つで、父親はジャック=ダルク。それが、1429年末

  にシャルル7世から貴族に列せらることによって貴族風に d'Arc となった。 arc は

  仏語でも英語でも「弧、円弧」「弓形」の意味。ド=ゴールの例のように、この de

  の後に続くのは、領地としての地名が普通なのだが…。元来、「ダルク家のジャンヌ」

  だったのが、貴族に列せられて「弓(月<三日月>と同一視される。ギリシア神話の

  月と狩りの処女神アルテミスは、弓を手にしている)のジャンヌ」に変化したという

  ことか。

   名前のジャンヌは、『新約聖書』中のヨハネ(英語のジョン)のフランス語女性形。

  ちなみに、リュック=ベッソン監督のフランス映画「ジャンヌ=ダルク」の英語タイ

  トルが、「ジョン=オブ=アーク John of Arc 」だった。